対象者
Excelの日付と時刻に関する関数をまとめました。
「あれ?どうやって使うんだっけ。。。」なんて時に参照してください。
-前提知識- シリアル値とは?
EXCELで日付や時刻の計算に使用されるコードのこと。
日付のシリアル値は、1900年1月1日を1として1日ごとに1加算される。
2020年4月1日は1990年1月1日から44287日後に経過しているので、シリアル値は44287になる。
時刻のシリアル値は1日(24時間)を1として12:00は12÷24=0.5のように、
小数点以下の数値で表示される。
日付と時刻の関数
NOW関数
現在の日付と時刻をシリアル値で表示する。
=NOW()
例 NOW()→2021/05/09 17:26
時刻の関数
TIME関数
TIME関数とは、「時」「分」「秒」の引数に指定した数字を、時間のシリアル値として表示する関数。
=TIME(時,分,秒)
例 A1セル:9 B1セル:10 C1セル:0
TIME(A1,B1,C1)→09:10:00
日付の関数
TODAY関数
現在の日付をシリアル値で表示する。
=TODAY()
例 TODAY()→2021/05/09
YEAR関数
1900~9999までの整数で日付に対応する年を表示する。
=YEAR(日付)
例 =YEAR(“2021/05/09”)→2021
MONTH関数
1~12までの整数で日付に対応する月を表示する。
=MONTH(日付)
例 MONTH(“2021/05/09”)→5
DAY関数
1~31までの整数で日付に対応する日を表示する。
=DAY(日付)
例 =DAY(2021/05/09)→9
WEEKDAY関数
日付に対応する曜日を1~7または0~6の整数で返す。
種類について
1または省略は1が日曜日~7が土曜日
2は1が月曜日~7が日曜日
3は0が月曜日~6が日曜日
=WEEKDAY(シリアル値,種類)
例 種類2に対応する曜日の番号が6より小さい(月~金)の場合は平日、
そうでないなら休日と表示する。
=IF(WEEKDAY(A2,2),6,”平日”,”休日”)
WORKDAY関数
土日や祝日を除いて開始日から指定した経過日数の日付を求められる。
=WORKDAY(開始日,日付,祭日)
例 =WORKDAY(B2,3,D3:D19)
B2は注文日。