Pythonについて
オランダ出身のアメリカ在住のプログラマーのグイド・ヴァンロッサムさんによって開発されました。
Pythonの開発目標は4つあります。
- 主要なプログラミング言語と同じレベルであること
- オープンソースであること(開発に誰でも貢献できる)
- 読みやすいコード文であること
- 開発時間を短くできること
これらの目標を守り開発された結果、現在のPythonの扱いやすさや読みやすさになっています。
Pythonは、OSを開発するための言語ではなく、OS上で動くアプリを開発するためのものです。
Pythonは「インタープリター型」
Pythonに似た言語として、「PHP」「Ruby」「Perl」というものがあります。
これらはインタープリンター型と呼ばれる言語で、ソースコードをその場で機械語に翻訳しすぐに実行してくれます。
「Java」や「C言語」などのコンパイラー型と違い、手軽に開発できるのが「インタープリンター型」の特徴で、書いたらすぐに実行できるというのが強みです。
今現在、「Dropbox」や「Instagram」などがPythonによって開発され、Googleの3大言語としてC++、Javaと並んでPythonが使用されています
インタープリター型 | コンパイラー型 | |
実行速度 | コンパイラには劣る | 早い |
入力量 | 少ない | 多い |
どちらにも善し悪しがあることを誤解しないでください。
なぜ今Pythonが人気なのか?
用途が広く、PC上の一般的なアプリケーションからwebアプリ、ゲーム、画像処理などの自動化、人工知能( AI )の開発や統計解析用ツールの開発まで幅広く利用されています。
そして、AIのブームを受け需要が高まり、プログラミング言語人気第1位にもなっています。
この人気の背景には「文法がシンプル」「誰が書いても読みやすい」「プログラミング学習に最適」というPythonの開発目標通りの結果になっています。
開発者のみなさんも嬉しいことでしょう!
プログラミング学習を始めれば出てくるのが、「あれ欲しいなこれ欲しいな」がライブラリにありコードですぐに実装できる点もあります。
Pythonのデメリットは何か?
Pythonは簡単に開発ができるが、ちょっとしたところで速度が遅いように感じます。
遅いなと感じ始めたころには中級者レベルに達したといって差し支えないですね(笑)
そして人気1位なだけあり求人でも倍率が高いと感じます。
人気=倍率高い は高校や大学入試と同じですね。。。
まとめ
Python学習について色々と述べましたが、最初に学習する言語で良いか悪いかで問われれば僕は間違えなく「良い」と答えるでしょう。
しかし注意点があります。
プログラムというものは「何かを成し遂げるためのツール」だということです。
自分がこれから何をしたいのか?なにを作りたいのか?なにを改善したいのか?これらを明確にした上で学習するのをお勧めします。
ぶっちゃけるとPythonなら大体できるから安心ってみんな始めてるような気がします(笑)
デメリットを理解した上でのメリットをしっかり生かした学習をしていきましょう!
意思が固まったら第2回の学習をスタートしましょう!